銀行系カードローンで延滞したら?みずほ銀行カードローンの場合 

カードローンを利用する際にもっとも避けなければいけないことは、支払遅延や未払いです。しかし、忙しくて返済するのを忘れていた、口座の残額を確認していなかった、などうっかり支払いを忘れてしまうこともあります。では、実際に支払が遅れてしまったらどうなるのでしょうか。ここでは銀行系のみずほ銀行カードローンを例にみてみましょう。
まず、約定日(みずほ銀行の場合は毎月10日です。)にお金が払えなかったり、引き落としができない、という事態が発生すると、その日から毎日引き落としがかかります。同時に、みずほ銀行指定の保証会社から、支払いが確認できない旨及び入金案内の通知が届きます。したがって、その案内通りに速やかに支払いを行えば大きな問題に発展することはありません。
しかし、支払いが遅くなればなるほど、延滞損害金という費用がかかります。みずほ銀行の場合、損害金は年19.9%です。これは他の金融機関と比べて少し低めに設定されています。
遅延損害金の計算方法は、
遅延損害金=借入残高 × 損害金(みずほ銀行の場合19.9%) ÷ 365 × 遅延日数
となります。
また、当然のことですが、社会的信用度が低下することは免れないため、次回融資の際には、その点が考慮された融資額になるでしょう。場合によっては、融資してもらえない可能性も出てきます。
しかし、みずほ銀行の場合は、みずほダイレクトを利用していると、パソコンや携帯電話、固定電話からでも返済することができるので、忙しい人でも支払遅延を起こす可能性を低くすることができるでしょう。
このようにカードローンを利用する際、万が一支払遅延が発生した場合を想定もしておくことが重要です。特に、延滞損害金は金融機関によって異なるため、自分は支払遅延を起こすことはない、と思っていても必ず確認が必要です。また、返済方法についても返済ができるATMが多くある金融機関を選ぶなど、工夫をすることが大切です。

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