キャッシングが可能な年齢って何歳なの?

貸金業者がお金を貸すか、貸さないかを決めるもっとも重要な要素、それは相手に返済能力があるかどうか、ということです。そして、貸金業者はその返済能力があるかないかを判断するために審査の際に様々な資料を集めます。もっとも大きいのは借入希望者の収入、勤務状況でしょう。そして、そこには年齢も関係してきます。
では、なぜ借入と年齢が関係しているのでしょうか。まず年齢の下限ですが、これはどこも同じです。20歳以上でないと借り入れをすることはできません。それは別に貸金業者が成人でないと収入が安定しないから、と勝手に判断したわけでもなく、主な理由は未成年は法律上お金を借りることができない、とされているからです。つまり、未成年者はそもそもお金を借りる契約、つまり金銭消費貸借契約を締結する資格がないわけですから、その契約は締結しても無効になります。
さて、年齢の上限はどうでしょうか?これは消費者金融によって種々異なります。ですが、だいたい60~70歳の間に設定されていると言えそうです。これはなぜでしょうか?なぜなら、この年齢の方たちはすでに退職され、労働能力に限界があるからです。ほとんど年金生活をしておられますから、借り入れることができるとしても金額は制限されます。
またもう一点、この年齢になると考えたくはないですが、死亡のリスクも考えないわけにはいきません。もし、当人が死亡して債権が相続されると、非相続人の決断によって突然相続放棄されたりする可能性もあるわけです。ですから、できるだけそうしたリスクを避けたい、という判断なのです。
年齢の条件もよく見て、自分にあった会社を選ぶようにしてください。

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